【絶景】心癒される鎌倉の禅庭園「3選」
2019/05/26
オススメ度:
日常を忘れさせてくれる禅庭園。鎌倉は禅寺が多く、こころ癒される場所がたくさんあります。ここでは、まず見るべき特にオススメの禅庭「3選」をおとどけします♪
建長寺の池泉庭園
鎌倉時代に中国から伝えられた禅宗を取り入れたのは、源氏の武家政権を継いだ北条氏でした。5代執権「北条時頼」によって日本初の本格的な禅宗専門の道場として創建したのが、いまでは北鎌倉を代表する大寺「建長寺」なのです。
建長寺は禅宗庭園をいまに伝えるお寺でもあります。
方丈の南にある白砂が敷かれた平庭は元来儀式などに用いる公式の庭。美しい芝の中に蘸碧池(さんぺきち)という池泉を巡らせた北庭は、鎌倉時代末期に活躍した夢窓疎石の作といわれています。江戸時代に多少規模を縮小したと言われていますが、2003年に再整備され、池泉の形状や浮島の位置は保たれ、創建当初の面影を今に伝えています。
円覚寺の庭園
円覚寺の庭も禅宗寺院の雰囲気を今に残しています。
方丈(ほうじょう)の庭園
方丈背後の庭園の心字池を中心とする池泉庭園。この庭園は方丈に上がって縁側から眺めることができます。
妙香池
方丈庭園の向かいにもうひとつ。妙香池を中心とした立体的な庭園があるのも円覚寺の特徴です。池に張り出した大きな岩は虎頭岩と呼ばれています。
瑞泉寺の岩の庭
瑞泉寺の岩むき出しの非常に珍しいお庭。非日常感に心洗われること間違いありません。
夢窓疎石作の瑞泉寺庭園も特筆すべき庭です。山を垂直に切り崩した岩に天女洞と呼ばれる穴を穿ち、池を刻み込んだ野性的な庭。植栽を徹底的に排除したその姿に美を見出しています。
〜週末、お出かけ。鎌倉トリップ。〜