舞殿。鶴岡八幡宮の美しき下拝殿
静御前が舞を舞った。伝説の舞台
舞殿は、源義経の妻・静御前(しずかごぜん)が、源頼朝に命じられた際、義経を慕う歌を読みながら舞を舞ったという有名な言い伝えがあります。
静御前(しずかごぜん)とは
「吾妻鏡」によれば、鶴岡八幡宮の舞殿にて源義経の妻・静御前(しずかごぜん)が、源頼朝に命じられた際、義経を慕う歌を読みながら舞を舞ったという有名な言い伝えがあります。
源平合戦後、兄の源頼朝と対立した義経と吉野で義経別れ、京へ戻る際に捕らえられ1186年(文治2年)鎌倉に送られました。
鎌倉で頼朝に鶴岡八幡宮社の舞殿で白拍子の舞を命じられた静は、義経を慕う歌を唄い頼朝を激怒させました。妻の北条政子が「私が御前の立場であっても、あの様に謡うでしょう」と取り成して命を助けました。
「吾妻鏡」では、「誠にこれ社壇の壮観、梁塵ほとんど動くべし、上下みな興感を催す」と静の舞を絶賛しています。
舞殿の見どころ
舞殿は下拝殿と呼ばれ、現在は、結婚式やイベントにも使われています。
夏の夜の舞殿。
夏の夜、ぼんぼり祭りの舞殿。夜の舞殿も美しいです。(2021年8月9日撮影)
冬の夜の舞殿。
夜の舞殿も美しいです。(2017年1月2日撮影)
雪化粧する舞殿。
舞殿へのアクセス
舞殿は鶴岡八幡宮の入り口にあります。詳しくは鶴岡八幡宮へのアクセスをご確認ください。
- 所在地:神奈川県鎌倉市雪ノ下2-1-31 ※三の鳥居は鶴岡八幡宮の入り口にあります。
- アクセス:JR鎌倉駅東口より徒歩10分
- 拝観料:無し
鶴岡八幡宮について
- 所在地: 神奈川県鎌倉市雪ノ下2-1-31
- 拝観料:なし。宝物殿は200円。
- 駐車場:あり(有料)
- ホームページ:http://www.hachimangu.or.jp/