円覚寺の洪鐘(おおがね)と弁天堂
2019/05/25
北鎌倉、円覚寺にある洪鐘(おおがね)と弁天堂。
仏殿の脇の山に続く急な石段を上がると、洪鐘(おおがね)と弁天堂を見学することができます。なによりも一息できる弁天茶屋がオススメです♪
洪鐘、弁天堂への長い石段
洪鐘、弁天堂は円覚寺南の高台にあり、旧で長い石段を登る必要があります。(2017年8月19日撮影)
【国宝】洪鐘(おおがね)
建長寺の梵鐘とともに国宝に指定されている円覚寺の洪鐘(おおがね・梵鐘)。
1301年(正安3年)、北条貞時(ほうじょうさだとき)が国家安泰を願い寄進、鋳造をしたのは物部国光。形が雄大でありながら、細部まで緻密に作り込まれ、技法も洗練されています。国宝に指定され、鎌倉時代後期を代表する梵鐘です。
とても大きな鐘のため二度の失敗しましたが、北条貞時が江ノ島の弁財天に祈願したことで三回目の鋳造で成功したと言われています。(2017年8月19日撮影)
弁天堂
洪鐘鋳造に成功した北条貞時は、江ノ島にあった弁財天に感謝をして、円覚寺にも弁天堂を建立。江ノ島の弁財天とは夫婦弁天と呼ばれています。(2017年8月19日撮影)
甘味処♪洪鐘弁天堂茶屋
新装開店したお茶屋さん。お抹茶はもちろんのこと、汁粉やコーヒーも愉しめます。北鎌倉を一望できる場所でほっと一息。
洪鐘(おおがね)と弁天堂について
- 所在地:神奈川県鎌倉市山ノ内409 ※円覚寺境内
- アクセス:JR北鎌倉駅 徒歩1分
- 拝観料:無し ※円覚寺の拝観料が必要です
洪鐘(おおがね)と弁天堂へのアクセス。円覚寺の案内図より
洪鐘(おおがね)と弁天堂へのアクセス
洪鐘(おおがね)と弁天堂は円覚寺境内にあります。詳しくは円覚寺へのアクセスをご確認ください。
円覚寺について
- 所在地:神奈川県鎌倉市山ノ内409
- アクセス:JR北鎌倉駅 徒歩1分
- 拝観時間:夏季(4月~10月)午前8時~午後5時 / 冬季(11月~3月)午前8時~午後4時
- 拝観料: 300円(小人100円)
- 駐車場:駐車場20台分あり ※予約不可
- ホームページ:www.engakuji.or.jp
- ブログ:円覚寺・居士林だより
- 宗派:臨済宗・円覚寺派本山
- 開山:無学祖元
- 本尊:宝冠釈迦如来 ※仏殿にて拝観できます。
〜週末、お出かけ。鎌倉トリップ。〜