北条時頼(ほうじょう ときより)と鎌倉
2019/10/08
鎌倉時代中期の鎌倉幕府第5代執権 北条時頼(ほうじょう ときより)
鎌倉時代中期の鎌倉幕府第5代執権 北条時頼(ほうじょう ときより)(1227年~1263年)。北条時頼は鎌倉幕府全盛期、そして実質の鎌倉幕府の為政者である北条家の全盛期の頃の執権として知られています。
北条時頼(ほうじょう ときより)の家系
- 父:北条時氏
- 子:鎌倉幕府第8代執権 北条時宗(ほうじょう ときむね)
北条時頼(ほうじょう ときより)と鎌倉の史跡
【北鎌倉】建長寺。桜の名所、鎌倉の禅寺
北鎌倉を代表する名所「建長寺」は、1253年(建長5年)、時の執権、北条時頼(ほうじょう ときより)が我が国の本格的な禅宗専門の道場として創建されました。日本初の禅寺としては、寿福寺や京都の建仁寺が挙げられますが、禅の「専門」道場としては建長寺が初となります。
北条時頼公墓所のある明月院
鎌倉幕府第5代執権であり、第8代執権北条時宗の父である、北条時頼(ほうじょうときより)の公墓所。このあたりは謡曲「鉢の木」でも有名な北条時頼公が隠居した「最明寺」の跡地です。
明月院。北鎌倉の超定番あじさい寺
鎌倉時代中期の1256年(康元元年)、時の執権北条時頼(ほうじょう ときより)がこの地に「最明寺」を建立します。のちに子の、北条時宗(ほうじょう ときむね)が最明寺を前身として「福源山禅興仰聖禅寺」を再興しました。のちの明月院です。
正統院。建長寺塔頭
北鎌倉、建長寺にある正統院(しょうとういん)。秋には紅葉が美しい塔頭です。開基は北条時頼です。
鎌倉銭洗弁天。金運・財運アップの有名スポット
源頼朝が夢でお告げを受けて創建し、北条時頼が銭を洗って一族繁栄を祈った神社。その水でお金を洗うと倍になると言われる「銭洗水」。そのご利益にあやかろうと常に人が絶えません。