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光明寺。材木座の桜の名所

   

材木座の潮の香漂う大寺。桜の名所、光明寺。
朝日と桜と光明寺

潮風香る鎌倉の巨刹。光明寺

鎌倉は海のある古都と言われるが、その雰囲気を感じられる寺は多くありません。この材木座海岸からすぐの光明寺は潮の香漂う数少ない寺のひとつです。
お寺イメージがあまりない材木座エリアですが、隠れた名寺であり、春は桜の名所、夏は蓮の名所として有名です。

光明寺のウンチク

  • 鎌倉の2大蓮(ハス)の名所は、鶴ヶ岡八幡宮とこの光明寺。
  • シンゴジラが由比ヶ浜に上陸するシーンは光明寺の裏山から撮影された。
  • 光明寺では精進料理をいただくことができます(要予約)

春、桜の名所、光明寺

光明寺の境内にはそこかしこに桜が咲き乱れます。材木座と市街地から少し離れるため、あまり多くの観光客に知られず鎌倉桜散策の穴場です

桜 光明寺

朝日に照らされる光明寺の山門と桜。(2018年3月25日撮影)

桜 光明寺

朝日に照らされる光明寺境内の桜。(2018年3月25日撮影)

桜 光明寺

本堂裏手にある記主庭園の桜。(2018年3月25日撮影)

桜 光明寺

この日はあいにくの曇天ですが、桜が満開の本堂。(2015年4月4日撮影)

桜 光明寺

開山堂と桜。(2015年4月4日撮影)

桜 光明寺

境内にはそこかしこに桜が咲いています。(2015年4月4日撮影)

桜 光明寺

桜が満開の光明寺の本堂。(2015年4月4日撮影)

【編集部厳選】鎌倉の桜の名所

光明寺の見どころ

バス停「光明寺」を降りれば、そこは材木座海岸が目の前。浜の小径の反対側に立つ総門をくぐれば「天照山」を掲げた巨大な山門と大殿が連なっています。
鎌倉の名刹の多くが、景観的にも歴史のうえでも陰影に富むものなのに対し、この光明寺の境内はとても開放的。「入るもの拒まず」と、かっては塀もなかったといいます。
拝観者も気軽に本堂に上がって、御本尊に向き合えることができます。

【絶景】光明寺裏山の展望

光明寺 裏山の展望

かながわの景勝50選のひとつ

裏山からは光明寺の大屋根を前景に、由比ヶ浜を展望することができます。大伽藍と湘南の海。(2015年4月4日撮影)
この景色どこかで見たことありませんか?そうです。シンゴジラでゴジラが由比ヶ浜に上陸するシーンはここから撮影されたのですね(笑)

光明寺 裏山の展望

お寺の裏山から眺めるとっておきの景色

光明寺裏山からの由比ヶ浜の夕景は絶景です。(2017年3月12日撮影)

光明寺の山門

光明寺 山門

光明寺の巨大な山門。日本有数の大きさを誇り、鎌倉に現存する最大の門と言われており、円覚寺や建長寺クラスです。階上には釈迦三尊、十六羅漢を安置しています。(2017年3月12日撮影)

光明寺の大殿(本堂)

光明寺の大殿(本堂)

重厚感のある光明寺の大殿(本堂)。(2017年3月12日撮影)

光明寺の阿弥陀如来坐像

光明寺の大殿(本堂)の阿弥陀如来

上品下生の印を結ぶ阿弥陀如来坐

光明寺の大殿(本堂)にあがることができます。温かく穏やかな阿弥陀さま、御本尊の阿弥陀如来を拝観することができます。

本尊の阿弥陀如来坐像」は、鎌倉前期の作品。清澄なお姿で上品下生(じょうぽんげしょう)の印を結ぶ。
脇侍(わきじ)は宋風で同時期の作ではなく鎌倉後期の作品。
本堂内には、鎌倉では長谷寺来迎寺にしか見られない「如意輪観音座像」、中国浄土宗の祖師である「善導大師像(立像)」や彩色鮮やかな「八臂弁財天」を拝観することができます。

光明寺の枯山水石庭

三尊五祖石庭といい、庭石で阿弥陀三尊と浄土宗の五祖をあらわし、浄土による救済を表現しています。

光明寺とジャズ「鎌倉じゃず祭」

「鎌倉を“音楽の街”に」のコンセプトでスタートした『鎌倉じゃず祭-音のカーニバル』は、2012年より光明寺で開催されています。
子どもたちにもジャズをもっと身近に感じてもらえるよう、中学生までを入場無料に。出展ブース豊富で鎌倉散策がてらで楽しめます♪

初春の光明寺

初春の光明寺 梅

初春の光明寺と梅。(2017年3月12日撮影)

夏の光明寺

蓮 ハス 光明寺

蓮の名所。夏の光明寺

光明寺の記主庭園は蓮(ハス)の名所として知られています。夏には観蓮会というイベントも開催されます。大聖閣をのぞむ。(2010年8月8日撮影)

蓮 ハス 光明寺

光明寺の記主庭園は蓮(ハス)。(2010年8月8日撮影)

光明寺とは

江戸時代には浄土宗関東十八檀林の第一位として格付けされた格式の高い光明寺。

開山は然阿良忠、開基は鎌倉幕府の第4代執権北条経時。1240年(仁治元年)、経時が鎌倉に入りした良忠のために佐助ガ谷に蓮華寺を建てました。それが1243年(寛元元年)に現在地に移り光明寺と改められたと言われています。

本堂は国指定重要文化財(1698年建立)、鎌倉で現存する近世仏堂のうちでも最大規模を誇ります。鎌倉を代表する建長寺円覚寺と並ぶ壮大な伽藍を構成しています。

光明寺の境内地図

光明寺

光明寺へのアクセス

光明寺の駐車場

初春の光明寺 梅

鎌倉駅からのアクセスはよくありませんが、鎌倉には珍しく大きな駐車場があります。

光明寺について

  • 所在地: 神奈川県鎌倉市材木座6-17-19
  • アクセス: JR鎌倉駅から京急バス小坪経由新逗子駅行き 10分、光明寺下車 徒歩1分
  • 拝観料:なし
  • 駐車場:あり。※付近にも有料駐車場有り
  • ホームページ:浄土宗大本山 光明寺
  • 山号:天照山
  • 宗派:浄土宗
  • 創建:1243年(寛元元年)
  • 開山:然阿良忠
  • 開基:北条経時

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