北条時政(ほうじょう ときまさ)と鎌倉
2021/03/14
鎌倉幕府の初代執権、北条時政(ほうじょう ときまさ)
鎌倉幕府の初代執権
伊豆の豪族で、源頼朝の挙兵を助けた立役者。のちの鎌倉幕府第初代執権。鎌倉殿の13人のひとり。大河ドラマ「鎌倉殿の13人」の主人公である北条義時の父であり、北条政子の父。
北条時政(ほうじょう ときまさ)の家系
北条時政(ほうじょう ときまさ)と鎌倉の歴史
伊豆国の豪族出身。伊豆に配流となった源頼朝(みなもとのよりとも)の監視役となり、その縁があり娘の政子が頼朝の妻となったことから歴史に登場する。
頼朝の挙兵を助け、平氏と戦い、鎌倉幕府設立の基礎を作ったひとり。頼朝が死去し頼家の代となると十三人合議制、いわゆる「鎌倉殿の13人」のひとりとなり、比企能員(ひきよしかず)など有力御家人を滅亡させ、鎌倉幕府の実権を握る。
大河ドラマ「鎌倉殿の13人」
大河ドラマ「鎌倉殿の13人」では、坂東彌十郎さんが北条時政を演じます。
北条時政(ほうじょう ときまさ)と鎌倉の史跡
「釈迦堂口切通し」北条時政の名越山荘
釈迦堂切通のあたりは、北条時政の名越山荘があったところといわれています。1203年(建仁3年)権力の比企能員(ひきよしかず)への権力集中を恐れた時政が比企能員を呼び出して謀殺したいわゆる「比企能員の変」の舞台となった山荘はこのあたりだったといわれています。
中世鎌倉の雰囲気を最もよく残す趣きのある古道です。
- 所在地:鎌倉市大町6丁目~浄明寺1丁目(付近)
- アクセス:鎌倉駅東口より徒歩35分。または「鎌倉霊園・太刀洗」行など金沢街道方面バス 「杉本観音」下車徒歩10分
北条時政をもっと知る
大河ドラマ鎌倉殿の13人には原作はありません。北条時政を題材とした歴史小説はほとんどありませんが、永井路子署「炎環(文春文庫)」がおすすめです。
直木賞受賞作品で初版はなんと1964年刊。鎌倉幕府の創建時にまつわる連作短編。4つの短編では、それぞれ以下の歴史人物が主人公となり、不安定な鎌倉幕府初期の鎌倉武士模様が鮮明に描かれています。
- 「悪禅師」:阿野全成(源頼朝の弟)
- 「黒雪賦」:梶原景時
- 「いもうと」:北条保子(北条政子の妹、阿野全成の妻)
- 「覇樹」:北条義時