東慶寺。北鎌倉の四季の花の名所
2023/08/28
オススメ度:
また花の寺として知られ、境内では四季を通じて様々な花を楽しめます。
ミシュラン・グリーンガイドでは、鎌倉で2箇所しかない三星★★★(わざわざ旅行する価値がある)の評価です。
著名な禅寺と比べるとこじんまりしたお寺ですが、北鎌倉駅からも近く境内にはギャラリーやお土産屋さんも併設されたモダンなお寺。また体験教室として座禅や写経や挿花、そして香道まで体験できます。
東慶寺のみどころ
東慶寺のシンボル。金仏
東慶寺のシンボルである金仏と季節の花々
東慶寺の庭を進むと現れる、小ぶりな仏さま。東慶寺のシンボル。東慶寺の金仏を背景にどの季節でも季節の花を撮影できるのが、東慶寺の特徴です。
北鎌倉駅、鎌倉街道からすぐそこ
東慶寺は北鎌倉駅から鎌倉街道沿い、徒歩4分とすぐ。
東慶寺の本堂
枝垂れ桜と本堂
枝垂れ桜と宝形造の屋根がとても美しい本堂。東慶寺の本堂「泰平殿」は1935(昭和10)年に建立。関東大震災後、佐藤禅忠師が寄進。1935年(昭和10)年に建立したものです。桜の季節。(2017年4月2日撮影)
本尊。木造釈迦如来坐像
本堂に祀られた本尊の釈迦如来坐像。鎌倉市指定文化財。寄木造り、玉眼入りの木造釈迦如来坐像です。
東慶寺の鐘楼
東慶寺の鐘楼は材木座の補陀洛寺から移されたものです。
さざれ石
東慶寺境内のさざれ石。
東慶寺の山門
茅葺きが美しい、東慶寺の山門。
円覚寺の谷戸
鎌倉街道(平行に走る横須賀線)をはさんで向かいの谷戸は円覚寺。山門からは円覚寺鐘楼の茶屋が見えます。
東慶寺の御朱印
東慶寺ではもちろん御朱印をいただくことが可能です。
東慶寺の紅葉
東慶寺は花の寺として知られ、境内では四季を通じて様々な花を楽しめます。紅葉も時期も期待にもれず美しい境内に魅せられます。
東慶寺は鐘楼脇の紅葉。(2019年11月30日撮影)
水月堂の紅葉。本堂側から望む。(2019年11月30日撮影)
本堂の紅葉。この年はまだ紅葉には少し早い時期でした。(2019年11月30日撮影)
鎌倉の紅葉のオススメは?
鎌倉の紅葉は、例年10月下旬から12月中旬頃までたのしむことができます。
こちらでは、鎌倉トリップ編集部が厳選する鎌倉の紅葉ベストポイントを毎年お届けしています♪
秋の東慶寺
東慶寺の庭には秋の花「紫苑(シオン)」が咲き乱れるます。(2013/10/13撮影)
ギャラリー前の秋明菊。(2013/10/13撮影)
東慶寺の山門脇に伸びるススキ。(2013/10/13撮影)
春の東慶寺
東慶寺の枝垂れ(しだれ)桜
北鎌倉の極上の枝垂れ(しだれ)桜。東慶寺本堂の枝垂れ桜。(2017/4/2撮影)
桜の季節は、このしだれ桜を目当てにたくさんの観光客が訪れます。(2017/4/2撮影)
東慶寺の彼岸桜
山門脇の彼岸桜。まずはじめに咲き始める桜です。(2014/3/23撮影)
山門脇の彼岸桜。(2017/4/2撮影)
東慶寺の彼岸桜と緋桃
彼岸桜と緋桃の共演。(2014/3/23撮影)
彼岸桜と緋桃。(2017/4/2撮影)
東慶寺の枝垂れ梅
境内奥の宝蔵前の枝垂れ梅。(2014/3/23撮影)
東慶寺の白木蓮(ハクモクレン)
春の訪れを感じさせてくれるハクモクレン。境内では白木蓮(ハクモクレン)が咲き乱れます。(2014/3/23撮影)
春の訪れを感じさせてくれるハクモクレン。(2017/4/2撮影)
東慶寺参道の梅並木
紅白の梅が咲き競う東慶寺
受付と露座の坐像を結ぶ参道には約130本の梅があり、この時期梅並木となります。写真は少しピークを過ぎた頃。東慶寺の梅は開花時期にずれがあり、長い期間梅並木を楽しむことができます。(2014/3/23撮影)
東慶寺の水仙(スイセン)
境内の水仙。(2017/4/2撮影)
東慶寺のあじさい
あじさいの季節、近隣のあじさいで超有名な定番名所の明月院(めいげついん)に比べると空いていますのでとてもオススメです。
あじさいの時期に着物で拝観すると、とても風情があります。(2018年6月24日撮影)
色とりどりの山門のあじさい
東慶寺の山門では色とりどりのあじさいが迎えてくれます。(2015年6月21日撮影)
参道のあじさい
淡い青、参道のあじさい。(2015年6月21日撮影)
本堂脇のあじさい
とても珍しい色をした本堂脇のあじさい。(2015年6月21日撮影)
金仏とあじさい
東慶寺のシンボルとあじさい。(2015年6月21日撮影)
【厳選】鎌倉のあじさいのオススメは?
鎌倉のあじさいシーズンは例年6月上旬から7月上旬頃まで楽しむことができます。
こちらでは、鎌倉トリップ編集部が厳選する鎌倉のあじさいベストポイントを毎年お届けしています♪
東慶寺へのアクセス
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東慶寺とは
東慶寺は1285年(弘安8年)に覚山志道尼が北条時宗の菩提を弔う為に創建されました。
東慶寺は、「縁切りの寺」といわれ、かつて女性が離婚するのが困難だった時代においても、当寺に駆け込めば離縁できたため、女人救済の寺として有名です。
1871年(明治4年)には縁切りの寺法は廃止。そして1902年(明治35年)尼寺の歴史も幕を閉じました。 1905年(明治38年)からは禅寺として現在の東慶寺の姿になりました。
日本の禅文化を海外に広くしらしめた仏教学者、鈴木大拙(すずき だいせつ)も晩年は東慶寺で過ごています。
東慶寺について
- 所在地: 神奈川県鎌倉市山ノ内1367
- アクセス: JR北鎌倉駅 徒歩4分
- 駐車場: なし
- ホームページ:http://www.tokeiji.com/
- 山号: 松岡山
- 宗派: 臨済宗円覚寺派
- 創建: 1285年(弘安8年)
- 開基: 北条貞時、覚山尼(開山)
- 本尊: 釈迦如来