大切岸(おおきりぎし)。鎌倉時代の防御機構
2021/05/09
鎌倉の防御機構。大切岸。
中世のロマン感じる大切岸
法性寺の裏山からは、大切岸が遠望できます。大切岸は北条氏が三浦半島の三浦氏の攻撃に備えるために築いた防御施設だといわれています。(2010年12月12日撮影)
大切岸とは
大切岸は、長さ800m以上にわたり切り立った崖が尾根に沿って連続する遺構です。鎌倉幕府が三浦一族からの攻撃に備えるために、切通の整備とともに築いた鎌倉時代前期の防衛遺構だと言われてきました。近年では石切り場の跡説もありますが、大切岸の眺めは中世鎌倉時代のロマンを感じることができます。
法性寺の裏山より大切岸を遠望。(2010年8月8日撮影)
大切岸にアクセスできる名越切通し
名越切通しから大切岸へ
大切岸が遠望できる法性寺は「法性寺口」という名越切通しへの入り口のひとつです。法性寺裏山の墓地から、さらに奥に進むと名越切通しハイキングコースにつながっています。(2016年5月5日撮影)
名越切通しへのアクセス
大切岸へのアクセス
- 所在地:神奈川県逗子市久木9丁目8−1
- アクセス:法性寺の裏山より遠望できます。
〜週末、お出かけ。鎌倉トリップ。〜