大倉幕府の東御門(ひがしみかど)
2020/03/08
1180年(治承4年)鎌倉に入った源頼朝は大藏卿に御所を建てました。
頼朝はこの御所、いわゆる鎌倉幕府で政治を行いました。ここはのちに「大藏幕府」と呼ばれるようになり、その東御門の跡に碑があります。
大藏幕府の東御門の跡碑
この鎌倉幕府(大藏幕府)は鶴岡八幡宮の北東一帯の地域にあったといわれ、現在周辺は住宅街となっており、清泉小学校の脇に大倉幕府跡を示す石碑が立っています。東御門はその東門。荏柄天神社の西側辺りに石碑があります。
東御門には清泉小学校に沿って小さな流れがあります。この流れは大倉幕府の堀かもしれないと言われています。
大倉幕府の東御門(ひがしみかど)
住宅街に佇むの東御門の跡碑
往時の面影はなく、いまは閑静な住宅街に東御門の跡碑が佇んでいます。
大倉幕府の東御門へのアクセス
- 神奈川県鎌倉市西御門2-8-14付近
- JR鎌倉駅東口より徒歩約25分