【源氏山】寿福寺から源氏山公園へのルート
源氏山公園で鎌倉を見守る頼朝公
鎌倉のちょうど中心にあたる源氏山は、ハイキング、ピクニック、春には桜の名所、秋には紅葉の名所として行楽で賑わいます。
ピクニックエリアには頼朝公の像が鎮座し、訪れる人々を見守っています。
また、葛原岡・大仏ハイキングコースのほぼ中間地点にあたりハイキングコースとしても人気のエリアです。
源氏山へのアクセス
源氏山は鎌倉のちょうど中心にあたり、葛原岡・大仏ハイキングコースの中心にあたります。そのため源氏山へは北鎌倉やJR鎌倉駅西口、大仏方面などさまざまなルートで向うことができます。ここでは、寿福寺から源氏山公園へのルートをご紹介します。
源氏山公園の案内図
※クリックで拡大(化粧坂上の案内板)
源氏山の行き方・入り口・ルート
- ▶ 北鎌倉より葛原岡ハイキングコース経由(JR北鎌倉駅から徒歩 約40分)
- ▶ 銭洗弁財天経由(JR鎌倉駅から徒歩 約35分)
- ▶ 化粧坂経由(JR鎌倉駅から徒歩 約35分)
- ▶ 寿福寺経由(JR鎌倉駅から徒歩 約30分)
葛原岡・大仏ハイキングコース
葛原岡・大仏ハイキングコースは、北鎌倉と大仏をつなぐ見どころ満載ハイキングコース。鎌倉市街の西側に連なる小高い丘を北南に縦断するハイキングコースで、初心者から上級者まで大変人気のある鎌倉を代表するハイキングコースのひとつ。アップダウンがあり山歩きの気分をしっかり味わえるの楽しいコースです。
葛原岡・大仏ハイキングコースの行き方・入り口・ルート
寿福寺裏山へ
鎌倉随一の美しい参道。寿福寺
鎌倉五山第三位、源氏のルーツの地に立ち鎌倉随一の美しい参道のある寿福寺。寿福寺は鎌倉山を背負った谷に配置されているため、鎌倉山は寿福寺のちょうど裏山にあたります。寿福寺の裏手の墓地、その脇道より寿福寺の裏山の険しい登山道を経て、源氏山公園に抜ける道があります。(2019年12月8日撮影)
寿福寺の裏山へ
寿福寺裏山の目指すために、まずは寿福寺裏の墓地を目指します。
源氏山を背にするように立つ寿福寺。参道を進むと非公開の本堂につきあたります。本堂を正面に左に折れ、さらに本堂を回り込みながら右に折れ、裏手の墓地に向かいます。
この三叉路はどちらも裏手の墓地には繋がりますが、ここでは左に折れ、寿福寺トンネル方面に向かいます。(2020年11月15日撮影)
崖をくり抜く寿福寺トンネル
切り通しのような寿福寺トンネル。このトンネルはくぐらずに、そのまままっすぐ寿福寺の墓地方面に向かいます。(2020年11月15日撮影)
源氏山公園への案内板を見つけてください。まっすぐ行くと寿福寺の墓地、左手は源氏山公園、戻ると鎌倉駅。
尚、寿福寺に存在する北条政子と源実朝の墓(やぐら)へは、このまままっすぐ進み寿福寺の墓地に入ります。(2020年11月15日撮影)
源氏山公園への案内板。(2020年11月15日撮影)
寿福寺の険しい裏山
さて、ここからは険しい山道に入ります。特に寿福寺墓地から裏山への入り口部分は隘路になっていてかなりの悪路です。(2020年11月15日撮影)
想像以上の隘路を登攀
険しく狭い、隘路。(2020年11月15日撮影)
しばらくは急な石段や坂道が続きます。裏山に登っていきます。(2020年11月15日撮影)
登山道の寿福寺裏山。このあたりは鎌倉でよくある起伏のあるハイキングコースのようです。(2020年11月15日撮影)
太田道灌公の墓
このあたりは麓の英勝寺の敷地のようで、太田道灌(おおたどうがん)公の墓と碑があります。江戸城築城で有名な太田道灌資長(すけなが)公はこの地で生まれ扇ガ谷上杉家の家宰として活躍しました。その曾孫である太田康資(やすすけ)の娘・梶(勝)は、徳川家康の側室として水戸徳川家の初代・徳川頼房の養母となり徳川家を支えました。梶(勝)は出家後に英勝院と号し、3代将軍徳川家光よりここ源氏山一帯を賜って英勝寺を開きました。
この太田道灌公の墓は文政9年(1926年)に水戸徳川家の子孫である英勝寺住職が以前の墓を再建したものです。
(2020年11月15日撮影)
このあたりは麓の英勝寺の裏山。英勝寺の裏山の墓地です。ここまで来ると源氏山公園はあと一息。(2020年11月15日撮影)
源氏山公園へ
源氏山公園の立て看板。このあたりはすでに源氏山公園エリアです。散策する人も見かけるようになります。(2020年11月15日撮影)
源氏山公園を散策する人々。(2020年11月15日撮影)
スダジイ(すだ椎)の巨木。(2020年11月15日撮影)
源氏山公園の中心地。源頼朝像の広場に到着しました!(2020年11月15日撮影)
葛原岡へ
ここからは葛原岡・大仏ハイキングコースに合流するために、葛原岡エリアに向かいます。
葛原岡・大仏ハイキングコースは葛原岡・源氏山公園エリアを中心に、北に葛原岡ハイキングコース、南に大仏ハイキングコースに接続されています。
化粧坂切通しへの分岐地点。源氏山公園の案内図があります。源氏山は広いので自分の位置を確認して進みましょう。(2020年11月15日撮影)
源氏山公園の案内図
※クリックで拡大(化粧坂上の案内板)
葛原岡神社へ到着です。(2020年11月15日撮影)
葛原岡・大仏ハイキングコースとは
※地図はクリックで拡大
北鎌倉と大仏をつなぐ見どころ満載ハイキングコース
鎌倉市街の西側に連なる小高い丘を北南に縦断する葛原岡・大仏ハイキングコース。ハイキング初心者から上級者まで大変人気のある鎌倉を代表するハイキングコースのひとつで、アップダウンがあり山歩きの気分をしっかり味わえるの楽しいコースです。起伏も大きく全長約3キロと歩きごたえのあるコースですので、くれぐれも革靴やヒールは避けてください。
コースの途中には「浄智寺」、「葛原岡神社」、「化粧坂切通し」、「源氏山公園」「銭洗弁財天」、「佐助稲荷」、「鎌倉大仏」と鎌倉を代表する多くの観光スポットをつないでいます。
葛原岡・大仏ハイキングコースの行き方・入り口・ルート
週末、お出かけ。鎌倉トリップ。